肌の声を聞けば間違いない

キャノーラ油、パーム油、オリーブオイル、大豆油、ベニ花油、シソ油、ゴマ油などの、食用油として馴染み深いものから、ココナッツオイル、アボガドオイル、マカダミアナッツオイル、アルガンオイルなど、一般的にはあまり知られていないけれども、石鹸素地づくり派には見知った油類も、とうぜん入ります。
いま一例を列挙しましたが、こんなものではないです。人類の歴史は油の歴史ですか、などと、口走ってしまいそうになるほど、世界中に油が埋まっています。廃油でもオッケーです。大油田です、笑。
なぜ油なのかと言えば、汚れは油なので、油で落とすのが最適であるという考え方です。ならば、わざわざ苛性ソーダなんて劇物を使わないで、石鹸のように油を直で塗って、たとえば洗顔すればいいじゃないかという意見も、出てきますよね。答えは Yes なんです。きちんと精製されたオリーブオイルなどでマッサージすれば、クレンジング、洗顔、パック、保湿、これ全部できてしまうんです。理屈の上では。
ただ、肌がそこまで求めているかどうかなんです。日本の風土・気候、自分の年齢・体質、そこから逆算した「肌」という意味ですけれども。頭で知っていること(知識)と、じっさいの肌との間には、少し距離があって、無添加志向で行くにしても、じっさいの肌を優先したほうが、間違いないかなあ、と思ったりしています。

シンプル処方でいいかも^^; +1 !

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